こんにちは、なおちぷです。
映画『レプリカズ』を観てきたので感想と考察を書いてみます。
思えばキアヌリーブスの映画も結構観ました〜!『スピード』『マトリックスシリーズ』『ジョンウイック』などですね!だいたい幸せな生活を送っていませんが(笑)
キアヌリーブスの雰囲気もどこか影があり幸薄そうな感じしますよね・・・実際は違うのかもしれませんが?
あらすじ
神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移す実験を今にも成功させようとしていた。
しかし、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。
彼は家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧なレプリカとして甦らせることに成功したのだ。
ただし、彼らの記憶を少し改ざんして―。
家族と幸せな日々を送ろうとするウィリアムだが、研究を狙う政府組織が、サンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。
感想と考察(ネタばれアリ)
ウィリアム(キアヌリーブス)は科学者で死亡した兵士をドナーとして記憶を取り出して、ロボットに移植すべく研究を続けていた。
研究の成果が実りつつありロボットに記憶や意識を移植することは実現できたが、移植された意識が拒否反応を起こし自己崩壊を起こしてしまう・・・・・
多くの資金を投入した研究で『結果』が出ないと、研究の継続と自分たち研究者の仕事も失いかねない切迫した状況なのだ。
まぁ。どこの企業や仕事もそうだよね〜!結果とか数字を求められるし・・・グェ・・
そんな、ウィリアムも気分転換に『家族』で休暇に出かける事にした。
研究の同僚『エド』に、ボートを借りて海に出ようとしたのだが、海に行く途中で『交通事故』を起こしてしまい川に車が転落してしまう。
ウィリアムだけが助かり妻と3人の子供は死んでしまう。
てか、外国映画の運転シーンって大抵よそ見して運転して、助手席や後部座席をチラチラ見てない?真っ直ぐ前を見て運転してくれないと事故を起こすだろ〜!っていつもイライラします・・そしてスピード出してさ・・・・まぁ事故が起こらないと映画にならないか(笑)
ウィリアムは川に落ちた車の中から4人の家族を救い出し(死んでるけど)川辺に並べています・・・そして同僚の『エド』に連絡し研究で使用している脳の記憶を抽出できる装置を持ってくるように依頼するのです。
この時点でウィリアムに反省の色なし・・お前の運転も悪いんだからな(怒)
同僚の『エド』が川辺に到着!事態を知り驚き、警察に知らせるようにウイリアムに進言するも、ウイリアムは聞き入れずに情報の抽出作業をする事に・・・
自宅に戻り、クローンを作りそこに脳から抽出した情報をインプットして復元させる計画を立てる。
お!ロボットに移植すると思ったら『クローン』を造る技術があるんだ!?凄くね?大体クローンて失敗するイメージあるし、短命って聞くけど大丈夫なのかなぁ?
クローンを造るにはいくつかの問題点があるようだ・・・・・
- クローンを作成する『ポット』が3つしかない(死亡した家族は4名)
- クローンを作成するのに17日間かかる(その間家族のアリバイが必要)
- それぞれの家族の年齢が異なるので肉体の成長時間を調整する必要がある
- クローン製造中に停電になると『失敗』になる・・やり直しは効かない
- クローンに脳の情報や記憶を入力する方法が完全に確立出来ていない
ウィリアムがクローンを造るにあたり心を痛めたのは3人しか造ることができずに一人を諦めなければならない事だった。4人の名前を紙に書き出し、カゴに入れくじ引きで一人を除外しようと考えて苦しんでた・・今回のクローン作成をも送ったのは末娘の『デイジー』・・・・・可愛い絵を描く女の子だった・・ウィリアムは家のあちこちにある『デイジー』の落書きを泣きながら消し続けていた・・・
家族が17日間も所在不明になる事は、日常生活では不自然な事だ、まさか死亡したので『クローン』で復元中ですとは言えない。妻は仕事をしているし子供は学校もある。ウィリアムはアリバイ工作するとともに、家族のスマホやパソコンを駆使して家族の知り合いや友人に気づかれないように奮闘する。娘にアプローチしてくる男子に『塩対応』なのが笑える。
同僚のエドが言うには、クローンの成長調節は計算で解決できるが、不意の停電には対応できないので『発電機』が必要だと力説している。しかし時間は夜中で『ホームセンター』も当然閉まっている・・・・・
そこで、なんとかするとウイリアムが出かけて手に入れてきた物は・・・!?それで解決する!?
家族の不在をアリバイ工作で誤魔化し、ウイリアム自身も『肺炎』と仮病で会社を休み、順調に成長する『クローン』だが、残された時間で脳に情報や記憶する方法を見つけないとならない・・・・
なぜ?ロボットは自己崩壊したのか?脳の情報は正しく入力されたはずなのに・・・
謎が解けぬまま、『クローン』が完成してしまう・・・ボデイは完璧な出来栄えだ!
もうなんでも有りですな(笑)同僚のエドは笑顔でウイリアムの奥さんのボデイを見ています!真っ裸なんだけど(ーー)。見るんじゃねよw
クローンのボディは完成したが依然として、脳情報と記憶のインプットの安全性と方法が確立出来ていないので、薬で眠らせて時間を稼ぐ事に、それも72時間がリミットだと、エドは言う・・・焦る・・ウィリアム・・・
ベッドで寝かせていた、妻の手を触れた時に脳のセンサーに反応がある事にウィリアムは偶然気がつく・・体への反応と脳が体を認識することが重要なのだと気が付いたのだ。
え!?それはなんとなくわかりそうな事だと思っていたよ・・僕は・・
エドの心配をよそにウィリアムは家族のクローンにそれぞれの脳情報と記憶を移行させていくのだった・・『デイジー』に関わる記憶を除いて・・・・・
そして疲れから・・寝てしまうウイリアム。・・
ウイリアムが目を覚ますと、妻がベッドにいない・・・・・もしや?
ダイニングにウィリアムが行ってみると、そこのは今まで通りの3人の家族の日常が広がっていた・・
夢のようだ。。一部の記憶が無いと不安を口にし、何があったのかを知りたがる妻に、事の真相を話すウイリアム・・
死亡した事実と『デイジー』を助けられなかった事、クローンで3人を復元した事を話したのだ・・・・
だが、大きな困惑はしていないように見える。
意外とそんなものなのかもしれないなと僕は思っていた。『体と心と記憶』が今までと変わらないで復元できたなら自身にとっては『死』ではなくなるからだ・・
そんな家族を取り戻したかに見える『ウィリアム一家』に『招かれざる客』がやってくる!
ウィリアムの勤務する研究所の責任者である『ジョーンズ』が研究対象として『家族』を奪いに来たのだ。
ジョーンズは政府組織に所属し『軍事目的』をしてウィリアムの研究を支援、管理していたのだ・・・
銃を持った黒服の工作員から隙をみて車で逃亡するのだが、『家族』の体の中にクローン追跡用のチップが埋め込まれていてGPSで容易に捕捉されてしまう・・
ウィリアムは家族を守ることができるのだろうか?そして家族を愛せるのか?
ウィリアムは自身の科学技術を駆使して『敵』に対抗するのだが・・・
まとめ
- 自分が招いた事故で家族を死なせてしまい『科学』で『リセット』しようとする科学者の話
- クローンの肉体に脳の情報を移行して『成功』する・有りえない、何かデメリット無いとおかしくない?
- クローンで家族を復活させる事が出来るなら?無限ループのように永遠に生きられるのでは?
- クローンは最先端の技術なのに、冒頭のロボットとヘッドギア?ダサくね?
- キアヌ・リーブス好きなら観ても良いけど、正直な感想はう〜ん・・・