『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじと評価感想について。




こんにちは、なおちぷ 🔗です。

映画『12人の死にたい子どもたち』を観てきました!

あらすじと評価感想を書いてみたいと思います。

あらすじ

ある廃病院に『12人』の『死にたい』子ども12人が集まる所から物語は始まる。

自殺を募る『サイト』で集まった12人は運営者である『1番』の『サトシ』以外は誰も把握していない見ず知らずのメンバーだ。

この廃病院で12人で『安楽死』をすることを目的にし、本人であることを確認するために、

病院の入り口の暗証番号の入力、金庫から来た順番に『番号札』をとり集合場所に集まった。

すでにベッドで1人が『死んでいる』。その『死体』を含めて12人全員が揃ったと思った時に、

入り口のドアが開き『1番』の『サトシ』が入ってくる。

これでは13人いることになる!?ではこの『死体』は誰だ?『殺人!?』

誰も状況がわからない中で、『死にたい』が『殺されたくない』、

それぞれの想いが『交錯』する。ここでの『安楽死』は『参加者全員』の『合意』が必要な『ルール』であった。

一体この『死体』は誰なのか?『誰が殺したのか?』犯人を突き止めようとする中で、

それぞれの『メンバー』の『死にたい理由』が少しずつ明らかになり。。

思いもしない状況へと突き進んでいく。



これからの時代を担う若い俳優たち(出演者リスト)

これからの時代を担う若い俳優達で作品は製作されている。キャストは次の通りだが、『杉咲花』や『新田真剣佑』、『北村匠海』、『4番の人』はかろうじて知っているが、他の出演者の方はあまり知りませんw

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感想と評価について

本作品は『堤 幸彦』監督の作品で、僕も『TRICK』や『ケイゾク』、『SPEC』などを好んで見ていた。

本作品にも同じようなテイストを求めて劇場に足を運んだのだが、

少し違った。悪い意味ではない。静かに時間が過ぎていく印象なのだ。

今までのようなカット割りや効果音で場面が反転するような事はなく淡々と進む。

題材が『死にたい』のだから『スピード』感がある訳もないか。。

少し薄曇りの中で会社や学校に行きたくない4月の涼しい朝のようなイメージの映像だ。

まぁ、だるい。48歳の中年男性の僕が見るには『チョイス』が違ったかも?。。と開始から20分程度は思っていた。

少年時代に皆が抱える『悩み』や『コンプレックス』や『病』が原因で登場人物は『死』を渇望するのだが、

共感する部分は皆無だ。ここまでも感想だと、『駄作』に感じるかもしれないがそうでは無い。

どんな映画にも『何かしら』の『得られる』ものがある。

誰しも『自身の悩み』が『深刻で回避不可』の様に感じるが、『他者』からみれば『小事』で『死を選ぶ必要性』は全く無い。

12人の悩める若者が他者との交流の中で『自身の悩み』を『昇華』させていく様子は見ていて少し心地よい。

『死体の謎』や『犯人』を解き明かす『推理』の部分も興味深く観れた。

前半はどうなるかと?思ったが、後半から面白くなるので、どうか最後まで見て欲しい。

『清々しさの様な感情』を持ち帰る事ができるだろう。

まとめ

    • 前半はスローな展開で『大きな驚き』は無いが、後半から『追い上げてくる』映画。
    • 新人と言える様な若き才能が『集まった』映画なので『未来』への先行投資の様な気持ちで見てw
    • 中年では忘れてしまった『悩ましい少年期』を思い出す事ができるだろう(個人差あり)
    • 何かに『疲れた』時に見て欲しい映画だ。



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札幌在住。映画とマラソンと美味しい物や良い感じのお店が大好き!スタバ出現率高し!後悔しない生き方を模索の日々。。