映画『犬が島』のあらすじと評価感想




こんにちは、なおちぷです。

映画『犬が島』のあらすじと評価感想を書きたいと思います。

本作は『ストップモーション・アニメーション作品』です。

味わい深い映像で幅広い年代の方が楽しめる映画でした。

 

あらすじ

近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、

人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島”に追放する。

ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に向かった。

愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。

島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、

スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく──。

(犬が島ー公式サイトより引用)

感想と評価について(一部ネタバレあり)

ストップモーション・アニメーション作品であることを理由に

『子ども向け』の作品を想像しがちだが、本作は『幅広い』年齢層の方に観ていただきたい作品だ。

 

少年『小林アタリ』は3年前の列車事故で両親を亡くし、遠縁の親戚である『小林市長』に養子として迎えられ、その時に『与えられた』のが『護衛犬』の『スポッツ』だった。孤独な『アタリ少年』にとって『スポッツ』は寂しい心を癒す特別な『存在』だった。

だが、メガ崎市の『小林市長』は犬が飽和状態である事、犬から人間への感染の恐れもある『スナウト病』と『ドック病』を排除するために、すべての犬をゴミの島に追放することを決める。

そのゴミの島の名前は『犬が島』。

市長に『特効薬』の完成が間近であることや、犬に『不公平』だとの理由で『反対』を述べた『渡辺教授』の『意見』を退け実行に移される。市民の団結を示すために市長の自宅で飼われている『警護犬』の『スポッツ』を公的追放の『第1号』に認定し、『スポッツ』はゲージに閉じこまれたまま『ゴミ島(犬が島)』に移送されてしまう。

そんな『スポッツ』を助けるために『アタリ』は飛行機で『犬が島』に飛んでくる

12歳の少年が『飛行機』で飛んでくる設定を『違和感』なく観てしまうw

飛行機が壊れて墜落気味に不時着し気を失うが、5匹の『犬』に助けられる。

 

5匹の犬

  • 『チーフ』:戦闘力が高く強い意思がある。誇り高きノラ犬
  • 『レックス』:判断能力が高く協調性あり、元は室内犬
  • 『ボス』:高校野球最強チームのマスコット犬だった。ユニフォームを着てる
  • 『キング』:ドックフードのCMに22本も出演した事がある。オーディション経験あり。
  • 『デューク』:バランスの取れた食事、トリミング、年1の健康診断を望む。元飼い犬

人間と犬はお互いの言語は理解できないが、

5匹の犬たちは『アタリ』が飼い犬を探しに来たことを理解する

その翌日、『アタリ』は犬たちに案内されて『ゲージ』に歩み寄るが、そこには『白骨化』した姿があった

『ゲージ』に鍵がかかっており『開かなかった』のだ……..

『アタリ』は『骨』を埋葬し、飛行機を修理して帰ろうと飛び立とうとした時に、『レックス』が

白骨化した『犬』のネームタグが『スポーツ』なことに気づき、走りながら『アタリ』に伝える。

言葉がわからない『アタリ』だが何かを感じながら、墜落気味に再度不時着するw

だが、飛行機の電力回復時に『ブラックボックス』が作動し、アタリの居場所がGPSで、

叔父である『小林市長』側にバレてしまい、救助(確保)作戦部隊が『犬が島』にやってきた。

抵抗する『アタリ』と『5匹の犬』は捕獲員3名と『ロボット犬』を激しい戦闘の後に撃退し退ける。

5匹のうち『飼い犬だった』4匹は『アタリ』の犬を想う気持ちを理解を示し、ノラ犬だった『チーフ』は

モヤモヤした気持ちを持ちながら多数決で『スポッツ』探しを協力することにする。

広大な敷地の『犬が島』を捜索する事は難しく、

『レックスは』助言を求めるために『ジュピター』と『オクラル』の2匹の犬に

ミドルフィンガーズを渡りタグボートに乗って会いに行くことを提案するが…………

まとめ

  • ストップモーションアニメーション作品だが『大人』も観て欲しい。映像がきれいだ
  • 古き良き『日本映画』にような描写で『黒澤明』監督の『作品』を思わせる。
  • 犬たちも『個性』や『生い立ち』にストーリーがあり作品に深みがある。
  • 『この島では誰も諦めない』って『チーフ』のセリフが良い!
  • 陰謀や思惑、それを暴く『正義』や『倫理』など実社会を考えさせる内容。
  • 評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️(何度でも観れる)

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札幌在住。映画とマラソンと美味しい物や良い感じのお店が大好き!スタバ出現率高し!後悔しない生き方を模索の日々。。