こんにちは、なおちぷです。
映画『君は月夜に光り輝く』を観てきたので感想を書きます。
高校生の恋愛映画なので中年男性が観てどうなる?って少し考えましたが、
映画は『人生勉強』なので勇気を出して映画館のドアを開けました。
映画『君は月夜に光り輝く』を観る
中年男性が観たら、
どうなるのだろうか?
若い人の邪魔にならないように
静かに鑑賞したい。
映画は人生勉強だから、
何が得られるか楽しみだ😀#新作映画 #君は月夜に光り輝く pic.twitter.com/HKJ7aSoKKi— なおちぷ@映画で全てを解決する男 (@naochipu75) 2019年3月22日
あらすじ
高校生の岡田卓也(北村匠海)はクラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、
入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野芽郁)と出会う。
明るく振舞う彼女が患う病気は〝不治の病・発光病〟。
細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。
そして、成人するまで生存した者はいない ―。
卓也は病院から出ることを許されないまみずの〝叶えられない願い〟
を代わりに実行し、その感想を伝える【代行体験】を行うことに。
代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。
しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。そして卓也に隠された〝ある過去〟を呼び覚ます。
君は月夜に光り輝く公式サイトより引用
スタッフ
君は月夜に光り輝く | |
---|---|
監督 | 月川翔 |
脚本 | 月川翔 |
原作 | 佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』 |
製作 | 春名慶(企画・プロデュース) 岸田一晃(企画・プロデュース) 神戸明 |
製作総指揮 | 山内章弘 |
出演者 | 永野芽郁 北村匠海 甲斐翔真 松本穂香 今田美桜 優香 生田智子 長谷川京子 及川光博 |
音楽 | 伊藤ゴロー |
主題歌 | SEKAI NO OWARI 「蜜の月 -for the film- 」 |
撮影 | 柳田裕男 |
編集 | 坂東直哉 |
制作会社 | 東宝映画 |
製作会社 | 「君は月夜に光り輝く」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2019年3月15日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ウィキペディアより転載
ストーリー(途中まで一部ネタバレ)
恋愛映画を観る機会が最近は激減している状況で、
日本映画でしかも『永野芽郁』と『北村匠海』の若い二人の映画を中年の自分が観てどうなるのか?
小さな『不安』を持って劇場に足を運んだ、客の入りは正直言って少ない感じだった。
冒頭はお墓のシーンだった
寄せ書きを、まみずの母親から渡されて、裏を見ると『私は私でよかったよ』と書いてあったのだ。
病気で人生を短く終えた『まみず』だったが自分の人生に少し納得していたのかと思わせるシーンだ。
だが、『まみず』の最後には亡くなるのだ・・ハッピーエンドにならないのか?
場面が変わり、学校の教室のシーンだった。
薄い水色のような色彩を感じる(個人的な意見です)教室の中で、
会ったこともない病気療養中の女子生徒に『寄せ書き』を書いて持っていく『係』になった
岡田卓也(北村匠海)が戸惑いながらも、病院に行き病室に入る。
そこには渡良瀬まみず(永野芽郁)がベッドに横になっていた。
初対面なので自己紹介する二人・・『寄せ書き』を手渡し軽く話をするうちに、
『まみず』は自分の病気『発光病』の事を語り出す。
不治の病いで『余命は0年』である事、去年に余命1年と言われて、もう一年経過したが、
今の所は『元気』なんだと説明する『まみず』・・・
話している内容は『辛く重たい』内容であるはずなのに、ごく普通に話す『まみず』がいじらしく見える
『まみず』は小さな紙を『卓也』に渡す。そこにはお菓子を買ってきてほしい・・と
小さなお願いだった。本当は深くは関わりたく無い『卓也』だったが、
小さなお願いの『お菓子』を持って病室に行くと『まみず』は不在だった。
何気に手にした『スノードーム』を『まみず』の後ろからの声掛けに驚く落として割ってしまう。
その『スノードーム』は今は会えない『まみずの父親』が作成したものだったのだ。
責任を感じる『卓也』は何かできる事をと申し出ると、『まみず』はノートを取り出して語り出した。
自分が『出来ない事』を代行体験してきて欲しいと。
その願いを叶える事を『卓也』は約束する。
『うさみみ』をつけて遊園地のジエットコースターに乗り、特大にストロベリーパフェを食べたり、まみずの為に新発売にスマホを並んで購入したり、メイド喫茶のバイトをしたりと・・
そんな交流を続ける二人はお互いに『好意』を持ちお互いを想うようになる。
当初は『卓也』はこの病気に無知だと思われていたが、実は『理解』していたのだった・・
どうなるかも含めて全て、その理由は『岡田家』の過去にあったのだ・・
考察と感想について
渡良瀬まみず(永野芽郁)
- 渡良瀬まみず役の『永野芽郁』が可愛らしい。不治の病いで余命0年なのに『悲壮感』が無いのだ、これはいい意味で言っている、1年も前から余命宣告されている事を考えると『悲観的』にならないはずはないのだ。可愛らしいだけでなく『凛』とした部分がある女性は年齢を問わずに美しい。自分(まみず)のしたい事を『卓也』に託して、スマホの動画で様子をみる姿も楽しそうだ
- 月夜に『卓也』と病院屋上で過ごす時間は『儚さを感じる』まみずが『月』に帰るのではと?かぐや姫を思わせるような演出は青く美しい
岡田卓也(北村匠海)
『12人の死にたい子どもたち』とは違い、今作は『ラブストーリー』での出演だったが、こんなに『顔』がきれいなんだと思ったね。12人では暗い役だからまぁ・・本作は『女装』にも挑戦しており、それもなかなか『きれい』だったような・・w夜の面会時間を過ぎて『まみず』に会いに行こうとしたり、会う事で『まみず』の病状が悪くなったりする事への複雑な思いや、『発光病』における『岡田家』の過去や現在の難しい状況もうまく演じていた、これからますます伸びていく俳優さんだね。
月川翔(監督)
本作が初めての鑑賞だと思って見ていましたが『響 -HIBIKI-』を観たことがありました。僕は『映像』がきれいな映画が好きで、本作の『透明感』のある映像も気に入りました、ちょうど春から夏になる涼しげな夜の感じが好みだな、『君の膵臓をたべたい』も興味あるので今度チエックしてみよう。
まとめ
本作の『テーマ』は普通に出来る事の幸せって事だと想う!
今、この時間も様々な理由で、行動や好きな事を制限されている方も多くいる、でも普通に生活していると、何もかも当たり前に感じて、自分の時間も『永遠』を約束された気分でいるかも知れないがそうではない! 『人生』は『一瞬』の連続なのだ。その事を考えながら『日々』を大切に過ごさなくてはならないと思った。そう!あなたも・・