こんにちは、なおちぷです。
映画『キングダム』を観てきたので感想と考察を書いてみます。
原作の漫画が大好きで『自由空間』で多くの時間を過ごしたのが懐かしい
そんな『本作』が実写化されて大変嬉しい気持ちと、期待を胸に劇場に足を運びました。
映画『キングダム』は必ず観る
長澤まさみに『ハズレ無し』w#新作映画#キングダム#長澤まさみ好き pic.twitter.com/fvtcGGwrbp— なおちぷ＠映画で全てを解決する男 (@naochipu75) 2019年4月14日
（注）長澤まさみが好きなだけではありませんので『念』のためｗ
あらすじ
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児の少年の信と漂は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる…。王宮では王弟・成キョウによるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は致命傷を負いながらも、信のいる納屋にたどり着く。「今すぐそこに行け…」血まみれの手で握りしめていた地図を信に託し、漂は息絶える。信は漂が携えていた剣とその地図とともに走り出した。地図が示す小屋にたどり着いた信の目に飛び込んできたのは、静かにたたずむ漂の姿だった！？死んだはずの漂がなぜ…。
感想と考察
キャストについて
漫画や小説の実写映画化について大きの違和感を感じるのが『キャスト』なのだが、
本作はよく考えられた『キャスティング』だと思ってみていた。
信（しん）役の『山崎賢人』と嬴政（えいせい）・漂（ひょう）役の『吉沢亮』
この二人は素晴らしいと思った！主役の山崎賢人は勿論だが、嬴政役の『吉沢亮』が凛とした気高さがあって良い。この作品は信と嬴政の関係性が重要なので何度か共演をしている『２人』にはぴったりのキャスティングだと思う。むしろこの二人以外に『本作』のキャスティングは考えられないだろう。信の『山崎賢人』は本作のために『減量』をしたそうだし、３度の戦闘シーンも『迫力』のあるものだった！素晴らしい。
信（しん）：山崎賢人
嬴政（えいせい）・漂（ひょう）：吉沢亮
楊端和（ようたんわ）：長澤まさみ
僕は『長澤まさみ』のファンだ。だからこそなのかな？・・『楊端和』のイメージがわかない・・。戦闘シーンはもちろん『カッコイイ』し『綺麗』で『魅力的』なのだが・・・・楊端和は美しさと『残虐性』を併せ持つ女帝であるべきだ、故に『長澤まさみ』だと清潔感がありすぎるのだ。だが、長澤まさみを起用したのも『理解』はできる・・映画『キングダム』の興行成績の成功は『続編作成』の絶対条件なのだから失敗は避けたい。長澤まさみを起用すると、僕のような『長澤まさみ』ファンは一定数は鑑賞することが予想できるからだ。
河了貂（かりょうてん）：橋本環奈
このキャスティングも可愛すぎるだろう！？とも思ったが・・『河了貂』は原作でも可愛い役回りなので、良いのかな？でも後々ストーリーでは『策士』の部分も出てくることを考えると『芦田愛菜』か『杉咲花』でもよかったのでは？とも思った。
成蟜（せいきょう）： 本郷奏多
良いね！感じ悪い演技が原作ぴったりだよｗ 映画の良し悪しは『敵』役で決まるが僕の『持論』なので、その点からは、成蟜はぴったりだね。
壁（へき）：満島真之介
かっこよすぎて（笑）原作だと平凡な男のイメージだから、満島真之介だと印象がきれいすぎるような気がしたが、うまく演じていましたね。後のストーリーにも登場するし大切な役ではありますがね。
昌文君（しょうぶんくん）：高嶋政宏
意外にも『しっくり』くる感じの演技をされていました！身体も大きく武将のイメージに合いますね！撮影に合わせて身体を大きくされたそうです。武将は身体ができていないと本物に見えないですもんね。
騰（とう）：要潤
将軍『王騎』を支える副官なのだが、底知れぬ『戦闘力』の持ち主で、原作では何を考えているかわからない感じがすき！後の活躍をみたい。本作では『喋らない』ｗ要潤の騰（とう）はカッコ良すぎです！
王騎（おうき）：大沢たかお
この役を誰がやるのか？想像もつきませんでしたが『大沢たかお』が決まり、どうなんだろうか？と思っていました。僕の若い時（何年まえだろう？）メンズノンノって雑誌で、モデルをされていたのが『大沢たかお』さんでした。痩せているイメージだったので巨大な筋肉の塊で究極の強さを感じさせる『王騎』は演じられるのか？と思っていましたが、王騎の話し方や雰囲気をよくつかまれていて、違和感を感じなかったです。見た目ではより近い俳優もいるかも知れませんが、演技力ってやはり大切で『大沢たかお』で最善だと思いました。
ストーリーの感想と考察（ネタバレする）
原作に忠実に制作されており、ストーリーも原作通り、公開初日の4月19日から21日までの3日間で興行収入6億9千万円を突破。驚異のロケットスタートを切ったそうだ。配給元の東宝がWEBで行ったアンケートによると作品満足度も95.1％と高く、東宝も「興行収入40億円を狙える大ヒットスタート」と見通しを伝えている。
奴隷から大将軍になることを夢見て
戦災孤児の少年の信と漂がが貧しい『奴隷』の生活から抜け出すためには『剣』しかない！とお互いを切磋琢磨し、未来の『大将軍』を夢見る努力に胸を打たれる。中でも『標（ひょう）』の言う『俺と一万回勝負しよう！』ってセリフが興味深い・・実生活においても何かの『技量』を身につけるには『1万時間』が必要と言われている。
どんな『事』でも『1万時間』努力することができれば結果が出ると言われている。
『1万回勝負しよう！』には『数字』を提示することで観客の印象に残るのだ・・
劇中でも信がお互いの勝敗を相当数述べており『鍛錬』を積んだのがわかるようになっている。
貧しい『奴隷』の生活から抜け出す『夢』を実現する『努力』・・・・
そう・・私たちも『努力』すれば『変われる』可能性はあるのだ。そう思いながら映画を観ていた。
劇中でも信は漂が昌文君に連れて行かれた後も、一人で鍛錬し強くなって行く様子が見ていて心を動かされる。お互いに語った夢を追い、遠くに行ってしまった漂に負けないように努力するのだ・・
嬴政との出会い
信が奴隷生活を送る小屋に、王宮に召し抱えられた漂が傷だらけで帰ってくる、驚く信だったが、
漂は『託したい』物があると言い、布に書いた『地図』を手渡す。
信は漂が切られて絶命したことに復讐心を持ち、追っ手を殺そうと思ったが、漂がこのような状態になっても、
信に託したいと言う想いに応える事にする。
全速力で走り出した信だったが・・途中で武装した盗人の集団に出会う。漂から『譲られた』剣を狙っている。
その側に着ぐるみを着た、河了貂（かりょうてん）がいる。どうやら盗人に『密告』したようだ・・・・
だが信は一人で集団を『撃退』する！今までも『鍛錬』が身についているようだ。体力や戦闘力が高くなっている。
驚く盗賊集団と河了貂（かりょうてん）を置き去りにして走り出す信・・
地図の場所にたどり着き、それらしき小屋の中に入り信が目にしたのは
先ほど死んだ『漂』を瓜二つの『男』だった・・・
困惑する信に嬴政が『事実』を語るのだった・・
（この記事は追記します）
