映画『運び屋』のあらすじと評価感想




こんにちは、なおちぷです🔗

映画『運び屋』を観てきました!

クリントイーストウッドはいつ観てもカッコイイ!

誰が観ても『良い』映画です。

記事を観ずに『劇場』に行っても大丈夫です!



 

あらすじ

90歳になろうとするアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、

ないがしろにした家族からも見放され、

孤独な日々を送っていた。

ある日、男から、

「車の運転さえすれば金をやる」と話を持ちかけられる。

なんなく仕事をこなすが、それはメキシコ犯罪組織によるドラッグの運び屋。

気ままな安全運転で大量のドラッグを運び出すが、麻薬取締局の捜査官(ブラッドリー・クーパー)の手が迫る……

(運び屋ー公式サイトより引用)

評価と感想(一部ネタバレあり)

アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は百合の栽培農場を経営しており、仕事一筋で過ごしてきた。

仕事が好きと言うより他者から自分が評価されたい『承認欲求』が強く、自分の娘の『結婚式』より、

百合の『品評会』を優先させる『』なのだ。当然だが『家族』からの信頼は失い、居場所もない。

月日は流れて、インターネット等の新しい技術に対応できずに、アールの百合の栽培農場の経営が行き詰まり倒産する。

情熱をかけてきた『百合』の栽培事業を失ってしまったのだ。

失意にくれるアールは孫娘の婚前パーティに出向くが、妻や実の娘に冷たい対応を受け、

途中で帰ろうとする……….

 

その時に出席していた若い男性から呼び止められ、

運転する』だけで『報酬』が得られる仕事を持ちかけられる。

運転するだけなら』と仕事を請け負う事にする。

この『運転する仕事』に抜擢されたのは、アールが今まで『無事故・無違反』である事が評価されての事だった。

 

アールが指定されたガーレージにアールが行くと銃を持った『メキシカン』な『』たちに囲まれ、

携帯電話を渡されれ『荷物』を荷台に積まされた。

指示は『携帯が鳴れば出る事』『荷物は見ない事』の2つで、

目的地のモーテルの駐車場についたら車の鍵をグローブボックスに入れ、

1時間程度車から離れる。時間が過ぎたら車に戻り、

グローブボックスを開けると『報酬』💰と『』🔑が入っている。

簡単だ。。。

 

予告編を見ると『シリアス』な『犯罪映画』を想像していたのだが、

いい意味で裏切られた感じw。ほんとに『良い意味』だ。

メキシカンな男達も最初こそ『粗野な感じ』だが、アールと何度か『仕事』を

していくうちに『フレンドリー』になるし、運転中にアール(クリント・イーストウッド)が

歌を歌うシーンも『のどかなドライブ』を思わせるのだ。

途中でパンクで困っている『黒人』を助けたり、ドライブインで『食事』をしたり、

組織』のボスの自宅に招かれ『豪華な食事』と『魅力的な女性』をご馳走になったり

アール(クリント・イーストウッド)の楽しんでいる感じも『アクセント』で良い感じ。

 

最初から『仕事』の『報酬』はアールの想像を超えるものだったが、回を重ねるごとに『荷物』も

大きくなり『報酬』も大きくなる。普通じゃないよねw

おかしい?と思ったアール(クリント・イーストウッド)が停車し『荷物』を確認すると、

麻薬』がぎっしり。。まぁ『当然』の展開なのですが、その確認中に『警察官』がやってきて…….

ギョッとするアールだったが、機転を利かせて危機を回避する。何度となく捜査の手が伸びてくるが、

退役軍人の度胸の良さと、柔軟な発想でピンチを回避していく。

 

仕事』で得た『報酬』で差し押さえられた『農場』を取り戻したり、退役軍人の施設の改修費用を出したり『他者』から『認められたい』気持ちを満たしていくが、『家族』との『関係修復』には『遠く及ばない』状態であった。

 

仕事の途中で孫娘から『電話』が入り、アールの妻が『病気』で『死期が近い』事を知らされる、『荷物』の『搬送中』に帰宅することは出来ないと答えたが、思い直して『帰宅』するのだった。

それは『組織』の『ルール』に違反することだが『家族優先』させた初めての行動である。

状態が悪い中でも『』と会話する事ができ『看取る』事ができた。

アールの『お金』で『時間』は買えなかった!って『セリフ』が印象的だった。

私たちは『生きるため』に仕事をし多くの時間を費やしている、そして自分の家族のために

働いているのが、いつしか仕事が自分の存在意義に置き換わり、働く意味を間違えてしまいがちだ。

家族の時間も自分と同じように唯一無二のものだという事を気づかせてくれる

 

妻の葬儀後に『仕事復帰』したアールだったが、『捜査の手』はもう喉元まで届きそうな

ところまで来ていて……..



まとめ

  • 運び屋』って『タイトル』からシリアスな展開を想像するが『仕事』『時間』『家族愛』を描いた作品
  • クリント・イーストウッドの存在感が凄い!年齢的に限界を考えてしまうが絵になる俳優だ
  • 仕事ばかりで『家族』と疎遠になる前に観て欲しい映画だ!観たまえw
  • 年齢を重ねも死ぬまで『』でいる事は『かっこいい』。80歳過ぎて2人の女性と同時ってw
  • エンドロールで流れる曲の歌詞の『老いを受け入れるな!』ってフレーズがイーストウッドと重なる

ABOUTこの記事をかいた人

札幌在住。映画とマラソンと美味しい物や良い感じのお店が大好き!スタバ出現率高し!後悔しない生き方を模索の日々。。