映画『えいがのおそ松さん』のあらすじと評価感想




こんにちは、なおちぷです。

映画『えいがのおそ松さん』を観てきたので評価と感想を書いてみます。

実は、『おそ松さん』は全く見た事がなくて、基本情報が皆無です。

そんな僕でも楽しめる映画だったのでオススメします。

ギャグ漫画を観て笑うつもりが、最後は泣かされる展開になって。。



あらすじ

ある日、高校の同窓会に参加した『6つ子たち』だったが、

ちゃんとした大人に成長し社会でキラキラと輝く同級生の中にあって、

『ニート』で『童貞』の6つ子たちは、周りからも『ニート村』と馬鹿にされ、

惨めになり会場から立ち去り、自宅でやけ酒を飲み深い眠りに落ちてしまう。

朝になり目を覚ますと、見たことはあるが普段とは違う様子に驚く。

『6つ子』が街に出てみると、街並みが古く『過去の世界』にきたのでは?

結論が出ないまま、街を歩くと出会った『デカパン』がこんな事を告げる。

6人の中にこの時代に大きな後悔を残した人物がいる。

だから、この世界にいるのだと……

6人の一体誰が?どんな後悔があるというのだ?

それを確かめるために、高校生の自分達に会いに行くのだが……..

考察と感想(一部ネタばれあり)

先に述べた通りに、僕は『おそ松さん』を知らないし、赤塚不二夫先生の作品は、

キャラクターを少し知ってるくらいだ、『イヤミ』や『ウナギイヌ』、『バカボン』などそんな感じ。

だから『本作』は全く初期設定も何も知らないで観にいったのだ。

6つ子であることも、映画館のチラシを観て知ったくらいだ。

僕は『映画は人生勉強』だと思っている。

だからこそ、『ジャンル』や『作風』を選り好みせずに『飛び込む』イメージで観に行く。

もちろん、当たり外れはある。

だが、自分の好きな『ジャンル』を観ていると世界や自分に広がりは無い。

そう思って『本作』も観に行くことにしたのだ。まぁ勉強なのだ。

結論から言うと、『本作』は『良作』だ。間違いがない。

だから、これ以降は読まなくても『劇場』に行っても大丈夫です。

 

以下はネタバレするので『注意』の事。

冒頭から6つ子は同窓会に参加するのだが、周りの同級生は社会で活躍しており

キラキラしている、そもそも『同窓会』に参加するのは実社会でも『成功』や『安定』を

得ている人が来るものだ、服も着飾り実生活の充実をアピールしてくるものだ。

そんな中に『ニート』で未来も見えない生活をしている『6つ子』が参加するのだから、

惨めになるのは無理はない。最初は『サラリーマン』や『ホテル勤務』と自分たちを偽り、

バレないように嘘で切り抜ける事を試みるが『長男』の『告白』で『ニート』がバレて惨めにいじられる。

だが、さすが『長男』だ。すんなり『ニート』って告白するのは良い事だ。

自分を偽ることは『向上する事』の妨げになる。僕は良いと思ったねw

 

惨めな気分で自宅に帰宅し『ヤケで深酒』する『6つ子』達だったが、兄弟が多いのは羨ましい限りだ、

兄弟がいない人もいるのに、自分の他に5人もいて情報や悩みを共有できるのはいい事だ。

みんな仲が良くて関係は良好そうだし、そして深い眠りに落ちていく。

朝起きて、異変に気がつく自宅に部屋の様子がおかしい、高校生時代のレイアウトらしく、

街に出るとその思いは強くなる、ここは『過去の世界』なのでは?

その街を歩く途中で出会う『デカパン』に告げられる。

6人の中にこの時代に大きな後悔を残した人物がいる。

ここで残念なのが、僕は『デカパン』がどんなキャラなのか?知らない。

きっと『面白いキャラ』なんだと思うが初期情報が無いのでわからない。

貴方は知ってます?

 

そして、後悔を残しているのが6人の誰かなのを確かめる為に

『高校生』の自分たちに逢いに行くのです。

そこで観るのは『今の自分たち』から観ると『恥ずかしくなる』幼き自分たちなのですよ。

仮に自分でも『今』から『高校生』の自分を見たら『服』のセンスや考え行動も幼くて、

見てるのも恥ずかしい事だと思う。

だが、『過去』の『自分』があるから『今』の『自分』があるのだから、

それは仕方がない事だよね。

 

その当時の『同級生』に捕まり『カラオケボックス』に連れて行かれ、

同級生達が言うには『今』の『6つ子』はお互いを意識しすぎて『仲が悪い』らしい。

その頃を『想いだす』6つ子達、そうか、その頃はそうだったかもなぁ。

そして『1人』がゆっくりと語り出す。卒業間近に『自宅』に『手紙』が届いており、

中身を確かめる事なく『無くして』しまった事を。

差出人は『高橋』と書いてあり、受取人は『松野くんへ』ってなっていた。

『高橋』って誰?困惑する6つ子だが…..

同級生から聞き取りすると『同級生』の『女子』なのだそうだ。

『高橋さん?』わからないなぁ。でも『現代』の『同窓会』にも来ていなかった。

その手紙の内容はなんだろう?ひょっとして6人のうちの誰かへの『ラブレター』か?

色めく6つ子達だったが、『高校生』の自分たちが学校の屋上で兄弟ケンカした時に、

『手紙』を無くした『事実』がわかり、『手紙』を『確保』する為に、

『高校生の自分』たちの争いを止めに行く事にする。

だが、『今』の自分たちの正体を『高校生の自分たち』に知られると、

この『世界』は崩壊し『危険』が迫ることになるのだった……………….

『高橋』さんとは?『手紙』の内容は?

ここからのシーンは『泣きます』よ…………

まとめ

  • 全くの初見でも楽しめる映画だった。ただのギャグ漫画だと思っていたが嬉しい誤算
  • 自分の『価値』は否定しがちだが、『他者』から必要とされている。
  • 仲良きことは『強き事』だ。それは『家族』も『職場』も同じ。
  • 中年のおじさんでも『学生時代』の甘酸っぱい時代を思い出す映画。
  • 映画は『人生勉強』だ。多くを学び見識を広めたい。
  • 旧作はU-NEXTで観る事が多い。僕と一緒に映画体験を共有しませんか?



ABOUTこの記事をかいた人

札幌在住。映画とマラソンと美味しい物や良い感じのお店が大好き!スタバ出現率高し!後悔しない生き方を模索の日々。。