こんにちは、なおちぷです。
映画『プラダを着た悪魔』のネタバレ(考察)と感想を書いてみます。
凄腕女性編集長の『ミランダ』が強烈な印象を与えますが、社会に出るとこういう事があるよね〜。ってエッセンスが沢山詰まった映画です。
最後まで見ると『清々しい』気分になります。
これから社会に出る方も、すでに社会に出てお疲れの方にもオススメできる映画ですよ。
社会人1年目は不安が一杯だったが、今年で勤続『30年』
周りの方々に指導いただき続ける事ができた。
これから社会に出る貴方もきっと『大丈夫』です。
映画『プラダを着た悪魔』を見ると良いですよ!
『上司』に耐性ができるはずですw#新社会人へのアドバイス #新社会人 pic.twitter.com/QVfdlbYaBB— なおちぷ@映画で全てを解決する男 (@naochipu75) 2019年3月21日
あらすじ
名門の大学を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア・サックスは、幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事・ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職した。しかもその編集長でファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーのアシスタント職である。だが、ミランダは自分の身の回りの世話をアシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐えていく。
ウィキペディアより引用
キャストと制作スタッフ
監督 | デヴィッド・フランケル |
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脚本 | アライン・ブロッシュ・マッケンナ |
原作 | ローレン・ワイズバーガー |
製作 | ウェンディ・フィネルマン |
製作総指揮 | カレン・ローゼンフェルト ジョー・カラッシオロ・ジュニア |
出演者 | メリル・ストリープ アン・ハサウェイ スタンリー・トゥッチ サイモン・ベイカー エミリー・ブラント エイドリアン・グレニアー |
音楽 | セオドア・シャピロ |
撮影 | フロリアン・バルハウス |
編集 | マーク・リヴォルシー |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 2006年6月30日 2006年11月18日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[1] |
興行収入 | $326,551,094[1] |
上記のスタッフ情報はWikipediaより転載
ネタバレ(考察)と感想
『若い女性の職業人としての成長を描いた映画』
最初にオフィスを訪れたアンドレア(アン・ハサウェイ)は、ファッションについてエミリー(第一アシスタント)にダメだしをされます。ファッション誌に勤めるにはフアッションに興味がある人でなければならないと!
しかし、アンドレアは言い返します。私が興味ないと思う?
これは自分では感じてなかったとしても、その世界の人が見たらわかる事で、エミリーが正しいのです、むしろフアッションに興味があって『そのセンス?』と失笑を買うだけなのです。人は『頑張っている』とか『能力が高い』とか自分の事を言いがちですが、その事実は周りに人間が判断する事なので、自分で言っていたら『痛い人』です。ですが、『アンドレア』の洋服のセンスが高くなっていくのも本作の面白いところです。
『ミランダの存在』
職場に『ミランダ』が現れることがわかると、職場全体が『戦闘態勢』になりますw職場の整理整頓、ミランダの指定の雑誌や水など環境を整えるのですが、それはもう『異星人来襲』くらいの勢いで皆が動きます。職場での『ミランダ』の地位や存在を感じさせるシーンとなっています。
オフィスに到着しエミリーに数々の指示を淀みなく次々と出していきます。まるで呪文を唱えるかのように言います。
僕なら『手帳』に書いていないと無理な量ですが、『ミランダ』はスラスラと言い続けます、それだけでも『仕事』ができて『頭がキレる』事を感じさせます。
そんな『ミランダ』にも悩みはあります。仕事ばかりしている『ミランダ』にとって、家族は特別な存在です。映画の中で『アンドレア』に無理難題を言ってきますが、そのほとんどが『家族』のイベントなのです。また、夫婦仲が悪くなり、泣き崩れるような状況の時もあります。
でも!?『ミランダ』の凄いところは『家』ではなく崩れても、『オフィス』で変わることは無いのです、一定の感情を維持しているように見えます。プライベートが上手くいかないと仕事に影響が出るのは多くの人はあり得ることですが、『ミランダ』には当てはまらないようようです。プロですね!
作品中で『自身』の失脚が画策されているのを察知し、手を回して『現状維持』させることに成功したのも、『ミランダ』の政治力と企画力がある事を描いている。雑誌『ランウェイ』を他者に任せてる事はできないし、自分自身の能力を『自負』しているのです。自分の周りのスタッフを守るためにもの考えがあったかはわかりませんが、全て『現状維持』になったわけです。終盤でのシーンですがいろんな事を考えさせられるシーンです。
『恋愛と仕事のバランス』
仕事で多忙に成る程に、プライベートの時間は短くなっていきます。まぁそういうものですよね。極端に忙しくなって、恋人と会うことが出来なくなると別れてしまうこともあります。自分は『仕事』をしているからと思いがちですが、『相手』は『仕事』への理解は高くは無いですし、『会えない時間』だけが残ります。程々の仕事なら『バランス』が取れるかもですが、『ランウェイ』の仕事を選ぶなら『恋愛』は難しそうですね。『ミランダ』も『苦労』していますしね。
(この記事は追記します)