こんにちは、なおちぷです 映画『シャザム』を映画館で見てきたので感想などを書いてみます。
本作はコミック界でマーベルと双璧をなすDCコミックスの作品です。 DCコミックスの他の作品でいうと、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、ザ・フラッシュ、アクアマンなどがいます!ジャスティス・リーグもDCコミックスの作品です。 そう言う訳で、『シャザム』はスーパーマンなどのグループになります。
シャザムもなんとなく『赤いスーパーマン』みたいな衣装ですしね・・・ でも、予告などを見ると、コメディ映画のような印象を受けますが、シャザムの『能力』も凄いですし、『敵』もしっかり悪役で強敵です。そして『家族愛』が描かれた作品になっています。
日本で公開される映画全般そうなんですが、予告やテレビCM、邦題で作品の印象が違って取られることが、 多くあります。本作も少しそんな感じで、予告よりも『いい作品』でした。
映画『シャザム』を観た! 予告では、ふざけた場面が多く コメディ映画を思わせるが、 家族愛が描かれており 良い作品だった🤗#映画#シャザム pic.twitter.com/t7iIQkfMbK
— なおちぷ@映画で全てを解決する男 (@naochipu75) April 24, 2019
あらすじ
幼い頃に母親とはぐれて孤児になったビリーは問題行動ばかり起こし里親を転々としていた。
18歳を過ぎるまでは里親の元で生活するしかなく、また新しい里親が決まった。 そこのグループホームで足が不自由なフレディと同室になり、他にもゲーマーで無口なユージーン、抱きつき癖のあるダーラ、大学進学を控えたメアリーなどが住んでいた。 明るい雰囲気のグループホームだったが、『母親』に想いをはせるビリーは馴染めないでいた。
学校の帰りに足が不自由なフレディが学校の不良から絡まれていたが、見て見ぬフリをしようと通りすぎた。 だが、『お前には母親がいない』とフレディを罵った言葉に反応し、ビリーは不良を殴り倒してしまう。
結果的にフレディを救った形になったが、自分も不良に追われてしまい地下鉄に逃げ込む。 そこで異変が起き、ビリーは魔法使いがいる場所に。魔法使い“シャザム”はビリーを「選ばれしもの」と呼び、変身する能力を与える。
最初はその超人的な力を面白半分に使っていたビリーだが、強力な敵シヴァナが現れ、自分の力を正しいことに使おうとする。
感想と考察(ネタバレする)
悪役の『シヴァナ』がある意味凄いと思う!?
映画の冒頭で父親の運転する車に兄と乗っていた『シヴァナ』だったが、突如、謎の神殿に召喚される。
宮殿の魔術師『シャザム』から『後継者』になることを提案されて、本人もその気になるが、周りを囲む『七つの大罪』の魔物達(石像化してる)に、そそのかされて『目』を手に取ろうとしてしまう。
自身が認められなかった事に失意と怒りに似た感情から車の中で『兄』と口論と揉み合いになる。
その事が原因で『交通事故』を起こし父親が大怪我を負う事になってしまった。シヴァナはその傍らに落ちた占いボール(玩具)に浮かび出た『我らを見つけろ!』の文字を見逃さず見つめていた。
ここで凄いのは少年だった『シヴァナ』が中年になるまで、『召喚された』人たちのデータや記録を集めて検証し、その宮殿へのドアの開き方(記号解読)を解明した事だ・・・
通常の人間なら、夢か幻かと諦めるところを『強い執念』で研究を続けた事が凄い! 必ず『結果』が出るかわからない事に時間と労力、『人生』をかける事が凄いと思った。
でも、その力を手に入れてする事が、自分を『評価』しなかった父親と兄を魔物の力で殺す事とは・・ 小さいな・・・・・・そこは残念ね。・・・
シヴァナに使役する『魔物』は『七つの大罪』から・・・
シヴァナに使役する『魔物』は『七つの大罪』からきている・・
その罪とは『大食』『強欲』『怠惰』『高慢』『色欲』『嫉妬』『憤怒』の7つであり、僕が考える一番の罪は『嫉妬』である!本作でも最後に残るのが『嫉妬』であったし、罪の中で一番『ダサい』と思っている。
七つの大罪を題材にした映画といえば『セブン』が有名だ(作品のタッチは本作と大きく異なるがねw)
シャザムのコスチュームがダサ過ぎる・・
魔術師から『シャザム』の能力を引き継いだ『ビリー』が『変身』すると大人になるのはまだ良いとして、このコスチュームはダサすぎでしょw・・
宴会の余興レベルのコスチュームだと思う。スーパーマンの赤いバージョンだよね。これ・・・でも元の姿に『合言葉』で直ぐに戻れるのは『良かった』ほんとは胸に『S』を付けたら『スーパーマン』だ・・同じDCコミックスの作品だしね。
アメリカ映画の根底は『家族愛』を描く。
アメリカ映画は根底は『家族愛』を描くんだよね。これは否定する気持ちはない・・家族は大切 『ビリー』も幼い頃から『母親』を探す日々を過ごしていた。 警察官を騙して出しぬき、パトカーのデータベースから情報を盗み出して、『母親』と思われる人を訪ね歩いたりしている、フレディが『母親がいない』ことを馬鹿にされたのを見て、ビリーが『逆上』したのも自身に負い目があったからだ。
作品の中で『ビリー』は実の母親と再会を果たす。逸れたから孤児になったと思っていたビリーだったが、若い母親が父親と別れて育児やしがらみから逃れたい気持ちから『孤児』になった事実を知るとともに、新しい家庭を持っていた『母親』の生活を思い、帰路に着くのだった。
その時、強敵『シヴィア』がグループホームを強襲した知らせが入り、全速で助けに向かうビリーだった。
ここで考えるのは、血の繋がりも大切だけど、自身も相手を想い相手も自身の事を思いやってくれる人達が大切だという事。その事が本作品のテーマであり、後半の 強敵『シヴィア』との戦い方への『変化』につながるのだ・・
まとめ
- 年齢を問わずに見れる『家族愛』を描いた『映画』でお勧めできる
- スーパーパワーの使い方が『動画投稿』とか現代的ね!やってみたシーリーズ
- コスチュームがダサいけど、明るくお馬鹿な感じがクセになる・・
- 芋虫みたいな奴・・悪役の裏ボス的な感じするな・・続編あるのかもしれないなぁ
- シャザムのお友達紹介で『凄い人』くるけど、どこで知り合いに!?
- マーベル作品同様にエンドロールで席を立つと損をするよw
- 連休は自宅で映画を見るのもいい感じ。。俺はそうします
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