こんにちは、なおちぷです。
映画『賭ケグルイ』を観てきたので感想と考察を書いてみます。
とは言え、原作等を全く知らずに観てきたので初期知識0でした。
でも、世界観や設定も理解できましたので、僕みたいに初見の方でも楽しめる作りになっています。
どんなところに面白みを感じたのか?も書いていきますね!
昨日、映画『賭ケグルイ』を観てきた!原作も知らずに予備知識0でも楽しめる映画だった。ありえない世界観だが出演している俳優たちの好演とキャラの設定が良い!『浜辺美波』の表情にやられる。。#賭ケグルイ #映画#浜辺美波 pic.twitter.com/v3tRdSINZn
— なおちぷ@映画で全てを解決する男 (@naochipu75) May 6, 2019
あらすじ
創立122年を迎える私立百花王学園。この伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは“ギャンブルの強さ”。勝者には地位と名誉が与えられ、敗者は財産も尊厳も奪われる。この学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名は蛇喰夢子(浜辺美波)。
蛇喰夢子(浜辺美波)は、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)とのギャンブルを心待ちにしていた。2人の勝負の期待が高まる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが生徒会と対立。
組織を主宰する村雨天音(宮沢氷魚)は、過去に綺羅莉にギャンブルで打ち勝ったことのある伝説の人物であった。ヴィレッジ解体並びに夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒に2人1組で強制参加させ、不参加者を即刻退学の刑に処すギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」の開催を宣言。生徒代表に選ばれれば活動資金3億円と、自分の人生を望み通りに決められる「人生計画表・白」が与えられるらしい。
非ギャンブルの考えを貫く村雨が沈黙を守る中、村雨の部下である歩火(福原遥)は組織を守るためにゲームに参戦。夢子は小心者の同級生・鈴井(高杉真宙)と、夢子と共に生徒会に立ち向かってきた芽亜里(森川葵)もかつての対戦相手・木渡(矢本悠馬)とタッグを組み、“学園史上最大のギャンブルトーナメント”に挑むのだった―。
感想と考察
階級を決めるのは“ギャンブルの強さ!?
基本的な設定が学園内の階級を決めるのは『ギャンブル』の強さ!?なんですけど、映画を観るにあたりこれを『ありえない』って頭から否定しちゃうと観る気持ちは薄らぐと思うんです・・・
でも、映画とか漫画もそうですけで、基本的に『ありえない話』がほとんどなんだから、『もしもシリーズ』でも観る気持ちで鑑賞したら良いのです!
映画を観るにあたり『捨てるべき事』は先入観だと僕は思っています。
だって、せっかく『非現実』を楽しめるのに『先入観』で行動を阻害されるなんて・・もったいないですよ!
僕は階級を決めるにあたり『ギャンブルの強さ!』は実力主義的でいいのでは?と思いますが?貴方はどう思いますか?
だって、作品によっては『生まれ住んでる場所』で階級が決まる映画もあるんですよ!まぁ、この作品もありえないけど凄く面白かったですがねw(参考:跳んで埼玉)
俳優の好演とキャラが立っていて面白い!
主演の『浜辺美波』さんて綺麗でおとなしい印象の女優さん!ってイメージを持っていましたが、こんなに『表情豊か』に演技される事に驚きと発見がありました!だって普段の清楚な表情とギャンブルで昂まる時の『あの表情』の変化の振り幅は半端ないって感じで、女の人は怖いな(笑)って感じちゃいます・・『原作』を知らない僕には『再現度』がどの程度なのか?はわかりませんが『原作(コミック)』も読んでみたいと思いましたもん。
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生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)もダークな感があって良いです!『ギャンブルの強さ』も感じられて、僕も『楽しませてもらったわ・・』と言われてみたい。
生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジに所属する主宰の村雨天音(宮沢氷魚)と歩火 樹絵里(福原 遥)も存在感があって良かったです!歩火 樹絵里(福原 遥)の感情と表情の振り幅も凄かった!そうきますか!?って展開に驚きます!村雨天音(宮沢氷魚)のギャンブルの規格外の『強さ』も本作の見所でもあります!原作にはない設定の集団のようですが生徒会への対立するグループの存在は面白いと思います。
あと、僕が気に入ったのは木渡 潤(矢本 悠馬)ですね!クラスに一人はいそうな感じの『調子に乗ってる痛い奴』って演技をされています。こういう『コメディ部分を担う』役者さんも貴重だなと・・w いや本当に期待できる俳優さんだと思いますよ。
ギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」での蛇喰夢子(浜辺美波)とパートナーになった鈴井 涼太(高杉 真宙)も作品での『落ち着かない』演技は良かったでよ。『十二人の死にたい子どもたち』で魅せた物静かな演技とは好対照でしたね・・まぁ『死』を渇望する渇いた演技と『勝負』に執着し『負債』を恐れる気持ちではまるで正反対だから当然とは言えますがね。
ギャンブルのゲーム性の面白さ!
ギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」の中で、2つのギャンブルが出てくるのだが、そのゲーム性と駆け引きが面白い!
ちなみに本作の『生徒代表指名選挙』で実施された予選と本選のギャンブルは下記の通り。
票争奪ジャンケン(予選)
このジャンブルは最初に1枚しかカードを与えられていないので、最初に勝負で負けるとゲーム終了になってしまう。そして何度も勝負をしていくと敗北のリスクが高くなるゲームだ。ある程度『カード』を集めた人間と勝負に勝った方が効率よく『カード』を集めることができるのだ。そのことを『蛇喰夢子』は良く理解していた!ゲームの本質を見抜くことができるのだ。
デュアルクラッシュ・ポーカー(本選)
ペアの2人ずつが戦うので味方の出すカードも『勝負』には大切になってくる。この勝負で、ヴィレッジに所属する主宰の村雨天音(宮沢氷魚)が参戦してくる形になるのだが、並外れた『動体視力』と『記憶力』でカードを『確定』してしまう。『蛇喰夢子』が勝利するのは難しく思われたが、その時あることがわかり『異変』が起きる・・・ここが『見せ場』だと僕は思うので、ネタバレしないでおきますねw
まとめ
- 『賭ケグルイ』の原作を知らない僕でも『理解できる』し『楽しめた』
- 浜辺美波をはじめとする若い俳優の好演が見られて良い作品。個人的には『福原 遥』推しですw
- 『ギャンブル』とは言ってるが『心理戦』と『情報分析能力』が必要なゲームが多く興味深い
- 本作にふれて、『原作(コミック)』や『ドラマ版』も見てみたい気持ちになった。
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