今から30年以上も前の1986年に日本で『ロッキー炎の友情』が公開された。
僕は『高校生』で『映画館』で見たのを昨日のように憶えている。
『僕の中のベスト100』に入るだろうと思われる映画だった。
だから、続編である本作が制作される事に『複雑な思い』だった。
と、言うのは制作の指揮を取ったのは、スタローン自身ではあるが、
『お金儲け』の為に『本作、クリード炎の宿敵』を作成し、
『過去の作品』が台無しになるのでは!?と危惧したからだ。
そんな思いを持ちながら、『ユナイテッド・シネマ札幌』で観てきた。
(注意)音が出ます!
あらすじ
『ロッキー』のライバルであり親友であった『アポロ・クリード』がエキシビジョンマッチで、
ロシア人ボクサー『イワン・ドラゴ』に命を奪われてから、月日が経ち、
遺児である息子『アドニス』が『ロッキー』の指導のもと、
ボクシングで世界チャンピオンになっていた。
そこに『イワン・ドラゴ』と、息子『ヴィクター・ドラゴ』が乗り込んできて、
『挑戦状』を叩きつける!ロッキーは『対戦』に反対するも、
『アドニス』は対戦する事を決意する!
自分の父親を殺した『敵討ち』的な気持ちと、
ロッキーが乗り越えた『壁』のような存在の『ドラゴ』と『ヴィクター』に
対戦する意味を見出したのだろう。
しかし、敵の『ヴィクター』は『野獣』のような『強さ』で。。
『うわ〜強い!やべ〜!アポロみたいになるんじゃね!?』って。。
見た感想。
ロッキーシリーズは全部見ている。(軽い自慢w)
良い映画には良い『脇役』と『敵役』が必要だ。
ロッキーシリーズにおいて『アポロ』は優れた『敵役』であった。
世界チャンピオンで『華』があり、『ロッキー』との対戦後は、
『親友』のような関係だ。
その遺児である、『アドニス』には、『知り合いの子』のような気持ちになってしまう。
『大きくなったね!』って感じ
これは、シリーズ化された『映画』だけにある『特権』だ。
洋画で言えば、『ゴッドファーザー』や『スター・トレック』など、
『親子の歴史』で語られる映画である。シンパシーを感じる。
劇中で『ロッキー』がセリフで、
『大きく物事を変えるには自分が変わらなくては!』と、
言うのだが、『トレーニング』の方法が明確なのが、
見ていて『安心』できるのだ。
ロッキーが『明確な目的』と『効果のある練習』を指示できるのも、
見ていて『安心』する。これだけ『練習』すれば、
『きっと勝てる』と思えるのだ。
だが、『ビィクター』と『ドラゴ』の抱える『想い』も強いものがあり、
『野獣』のような相手に、壮絶な『試合』になっていく。
『打ち合い』が激しく観ていて『興奮』する。
『ストレス解消』には『本作』は『最高』である。