歯根嚢胞手術後、痛いかな?の話




こんにちは、『なおちぷ 』です。

一昨年のお話になってしまいますが、『歯根嚢胞』と診断され治療、入院手術を受けました。

同じ症状や病名の人もいますよね。『歯根嚢胞摘出術』の『術後の痛み』など、

気になる人もいるかも?貴方はどうですか?奥歯に重い違和感はありませんか?

はじまり

奥歯の上左右1本ずつは高校生の時に神経を抜いており、痛みは感じ無いのですが、

左の上奥歯がズーンと、はっきりとした痛みでは無いのですが、

重たい感じがして、時々発熱や頭痛時にその歯が痛くなり、

近所の歯医者に通い診てもらったところ、その歯以外にも虫歯があるって事で、

半年の期間』をかけて治してもらいました。

でも。。左奥歯の痛みがまだ『感じる』のです。

医師に恐る恐る聞いてみると『完治している』と言われ、

顎の筋肉が強張ると痛みを感じる事もあるから?と、ほぐすつもりなのかなぁ?

先生がツボを押すように『グッって』その直後は激痛でしてw、これ以上の議論をしても。。

完治してる』言うてるし帰宅しました。

ちなみに通っていたのは『近所で良い歯医者』の評価があり、『口腔外科』の診療もできる

名医』でした。だから一応納得したのですが。。

それから3ヶ月後

やはり『違和感』を左上奥歯付近でするので、自分なりに検証してみました。

部位的に『蓄膿症』からくる痛みか?もしくは『』か?いやいや『』は怖すぎでしょう!

不安』をごまかしながら、『蓄膿症』だと思い込むように、

地元で有名な『耳鼻咽喉科 麻生病院 』へ行くことにしました。

この病院は『年中無休』で診療されている『地元の信頼が厚い』病院です。

耳鼻科の受診を希望し、CT画像を撮影することになりました。

その後、先生(医師)の問診とCTの画像を基に説明を受けると、

どうやら、蓄膿症ではなく、原因か『』から来るものだと思われる。

ついては、併設する『口腔外科』に行くように言われ、そのままフロア続きの、

口腔外科』に行きました。同じ病院内なのでCT画像の受け渡しや患者の情報共有が

スムーズで便利だなぁ。と感じていました。



口腔外科での長い治療のはじまり

治療にあたってくれたのは、女性の医師で穏やかな話し方をされる先生でした。

先生(医師)の話だと『歯根嚢胞』と言う症状(病気)らしい。

歯根嚢胞とは?

むし歯(う蝕〈しょく〉)が進行して、歯の死んだ神経の穴を通じて歯根周囲にまで感染が及ぶと、根尖(こんせん)性歯周炎(歯根膜炎)になります。これを放置しておくと、炎症は慢性化し中に液体がたまったふくろを形成します。比較的多い病気。   時事メディカルより引用  

高校生の時に奥歯の神経を抜き薬剤を充填して治療するのだが、年数が経つと薬剤も焼失し、

神経があった部分に空洞ができて、細菌が繁殖して、それを包み込むように嚢胞が形成されるらしい、

最初は奥歯の冠を外し、細いヤスリ?歯間ブラシ?のような物で神経部分の嚢胞や汚れを取り除き、

症状が改善するかを試し、ダメであれば手術と入院になるとの説明であった。

それから3週間に一度程度、病院に通い嚢胞の治療をしてもらうのだが、

痛みは無く(神経無いし。)苦痛では無いのだが、歯の奥の中から異様な匂いがしてくる。

口の中が腐ってるイメージがして、女医の先生の申し訳なく思いながら通っていた。

その治療を5回程度していただいたのだが、

先生(医師)から治療の効果が得られていない』ので『手術』を検討したいと言われた。

おぅ?手術になりますか?まぁ治らないなら仕方ない。

先生の説明だと手術はこんな感じになるらしい。

  • 全身麻酔では無いが意識が朦朧となる麻酔を使用するので、一泊二日で行う
  • 歯の腫れ具合は人によって異なり、腫れる人は腫れる五日はお多福みたいになるかも?
  • 奥歯の残存が少ないので、入れ歯になる可能性がある。そこは了承してほしい。

40代半ばで入れ歯は勘弁して欲しいとは、思ったが仕方ない。治療して治るなら良い。

了承し先生に手術をお願いすることにした。

1ヶ月半後の11月上旬に手術の予約を入れた。

手術のために病院へ

職場の勤務調整もできたので、予定通り手術入院のために病院に向う。

早朝に病院に来るように言われていた。そして車では来ないでくれとも。

駐車場の関係らしい。治療時は駐車場も広く困ることは無いのだが、事故やトラブル防止もあるらしい。

まぁ、従おう。バスで行った。天気の良い札幌の朝だった。

早朝ながら診察券を入れてロビーには何人かの患者さんがいた。

受付で入院予定である事を伝え2階に案内してもらう。

2人部屋で広くキレイな病室、先客(患者)がいたので、軽く挨拶して自分のベッドで、

病衣に着替える。その後に手術室に呼ばれ入室した。

手術室には『TOKIO』の歌が流れていた。僕の年齢を加味しての『チョイス』らしいのだが、

全く『響かないw』僕は『静かなジャズ』が好きなのだが、まぁいい。

麻酔をすると言われて、点滴に麻酔が入り。。10秒持たない。。

その後の記憶は無い。麻酔に落ちたようだ。毎度思うが、自身の死の瞬間もこんな感じなのかも?

と思ってしまう。それ自体に恐怖は感じない。

目覚め

起きると手術は終わっていた。痛みはない。

先生の説明で、今回は『』は温存できたらしい。喜ばしい事だ。

鎮痛剤で『痛み』をコントロールし夕食から食べることが出来るらしい。

夕食は『おかゆ』をおかずであったが、美味しくいただけた。

手術と入院で不安や重たい気持ちになる方もいると思うが、

最近の麻酔と鎮痛剤は素晴らしく、ほとんど痛みはない。

一泊二日程度の入院であれば、職場と家庭から解放され、『気分転換』にもなりそうだ。

普段は考えることもあまり無い、自身や家族、仕事のことを考えるチャンスにもなるかもしれない。

重病でも無いので、暇を持て余す。スマホで『動画』や『Amazonプライム』ビデオを

見ることが多い僕はギガ数を多く消費してしまった。テレビを普段から観る事が少ないので、

モバイルWi-Fiがあれば便利なのだろうが、自宅にWi-Fiがあるので契約していない。

もう少し日数のある入院ならレンタルのWi-Fiが必要だな。






宿泊し帰宅へ。

ぐっすり眠れた。病室も静かで温度も快適。旅行のような気分だ。

痛みどめも効いて、痛みもごくわずかだ。美味しい朝食を頂き、

午前中に帰宅の許可が出たので、『バス』で帰った。

その後の治療

1ヶ月と3ヶ月、そして半年、一年のタイミングで診察を受けた。レントゲンを撮り画像と問診のみだ。

まとめ

  • 歯の神経を抜いて10年以上経過し、奥歯に違和感や頭が痛いなどの症状がある人は『歯根嚢胞』を疑ってみて
  • 治療は『口腔外科』でCT画像が取れる『大きめの病院』がオススメ
  • 一泊二日程度で治療できる
  • 痛みはほぼ無い(安心して良い)
  • 費用は概ね3万円程度、生命保険に加入している人なら全く問題なしだ。
  • バスでの往復は寂しいw

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

札幌在住。映画とマラソンと美味しい物や良い感じのお店が大好き!スタバ出現率高し!後悔しない生き方を模索の日々。。